突然ですが、ビダンザビーストを着てからいい感じに痩せました。
ビダンザビーストは「ただ着ているだけ」でラクして痩せられます。元プロ野球選手の新庄剛志さんプロデュースで、有名人もお墨付き。かなりオススメの加圧シャツです。
「脂肪燃焼したい」
「ラクしてダイエットしたい」
「ぽっこりお腹やビール腹とおさらばしたい」
「細マッチョになりたい」
・・・という方にはうってつけの商品です。
しかし、
- 上の文章のように良いことばっか書いてあって、信用ならん!!
- ビフォーアフターの画像やネットで紹介されている内容って本当に信頼できるの?
・・・という不安や憤り、ありますよね。
そこで今回は、実際に1ヶ月間ビダンザビーストを着てみてわかった、リアルな内容をお届けします。
心情的(新庄的)に、「買ったら後悔した」ということは避けたいものです。なので、メーカーのVIDAN社に怒られること覚悟で、バカ正直にデメリットなどを述べていきたいと思います。
まぁ、言論の自由ということでご容赦を・・・
メリットも大事ですが、デメリットを知っておけば「買った後の後悔」はないので、ぜひ参考にしてください。
この記事で伝えたいこと
新庄剛志の加圧シャツ「ビダンザビースト」の基礎知識
まずはじめに、ビダンザビーストのおさらいをしておきましょう。
ビダンザビーストはVIDAN社が販売するインナーウェア「THE BEAST」のことです。新庄剛志さんがプロデュースしています。
そのため、公式サイトを覗くと新庄さんの笑顔が真っ先に飛び出てきます。
公式サイトに確認したところ、新庄剛志さんの握手会も予定されているみたいです。
加圧シャツとは、筋肉増強トレーニングで効果の高い「加圧トレーニング」を、シャツに応用したものです。
※実際の科学的根拠に関しては、デメリットの章で紹介します。
加圧トレーニングは、腕や脚の付け根を締め付け、血流量を制限することで筋肉に負荷をかけ短時間で効果を得やすいトレーニング方法のこと。
そのトレーニングを、ジムに行くことなく日常生活において「ただ着ているだけ」で可能にしたのが、「加圧シャツ」です。
その加圧シャツの中でも爆発的に売れているのが、ビダンザビーストです。
僕もビダンザビーストを購入した1人ですが、人気の理由として、
- 年をとってもかっこいい新庄剛志さんがプロデュースしている
- 他の加圧シャツにはない360度の立体加圧構造
- 他の加圧シャツに比べ、着圧はナンバーワン
- 速乾効果があり、肌触りはサラサラで気持ちいい
- 銀配合の消臭効果で汗臭くならない
・・・があげられます。
有名人の新庄剛志さんプロデュースというだけで、なんか欲しくなりますよね。
しかし、企業側にとっては有名人を起用することは結構リスク高いんです。
というのは、「商品やサービスに自信がある」というのが前提で、商品・サービスの品質が悪くて消費者からクレームばかりですと、当然、起用された有名人のイメージもダウンします。
そのため、有名人の信用を落とさないために、企業側はとてつもない努力をするんです。企業側の努力は、僕が中小企業診断士というコンサルだから、身に染みて感じているところです。
そういった意味でも、ビダンザビーストは信頼のできるブランドかなと感じています。
ビダンザビーストとビダンザゴーストの違いは?
公式サイトのVIDAN by アメリカヤ(運営:VIDAN株式会社)では、【THE BEAST】と【THE GHOST】という2つのブランド展開をしています。
いわゆる、ビダンザビーストとビダンザゴーストです。違いを比較しておきます。
違い | ビダンザビースト | ビダンザゴースト |
---|---|---|
価格(税込) | @4,212円 | @4,212円 |
素材(タグ表示) | テリレン・スパンデックス | ポリエステル・ポリウレタン |
色 | 白 |
黒 |
発汗作用 | 結構汗かく | 半端ない汗かく |
着圧 | かなり強い | かなり強い |
伸縮性 | 高い | 高い |
生地の厚さ | しっかりしている | しっかりしている |
脱ぎやすさ | 脱ぎにくい | 脱ぎにくい |
例えるなら | 競泳水着 | サウナスーツ |
結論的には、違いは色と汗のかきやすさです。
ビダンザビーストはこんな方にオススメ
・加圧シャツが初めての方
ビダンザビーストは加圧シャツの中で人気が高いですし、総合的に評価の高い加圧シャツです。言葉は悪いですが、無難な加圧シャツです。
そのため、「加圧シャツを毎日着たい」、「加圧シャツの着用が初めて」という方は、ビダンザビーストの方がオススメです。
ビダンザゴーストはこんな方にオススメ
・筋トレをゴリゴリやって汗だくになりたい方
先ほども紹介しましたが、ビダンザゴーストはサウナスーツです。
そのため、日常で毎日着るのには向いていないです。毎日着ず、筋トレを集中的にやることで汗をかいて代謝をアップさせたい方にはビダンザゴーストがオススメです。
また、冬場にユニクロのヒートテックなど極暖系のインナーを着ている方は、ビダンザゴーストであれば同じ効果があるので、「暖かく、痩せつつ」という効果を期待できます。
1ヶ月着てみてわかった、加圧シャツ「ビダンザビースト」のデメリット
では、本題です。
まずはデメリットを先に見ておきましょう。1ヶ月という期間、毎日着てみて感じたデメリットですので、信頼性は高いと思います。愛用者だから語れるデメリットです。
大事なのでもう一度お伝えしますが、デメリットを知っておけば「買った後の後悔」はなくなります。買って後悔しないためにもデメリットは熟知しておきましょう。
デメリットは、8つあります。
- 加圧シャツの科学的根拠はいろいろ調べたら加圧トレーニングではない事実
- 筋トレなしで短期間で効果を求め過ぎると裏切られる【時間がかかる】
- ビダンザビースト着用1日目で感じた脱ぎにくさ【脱ぎ方の解説あり】
- 速乾性はあるが、夏場はビダンザビーストがずっと濡れている
- 秋~冬は汗をかかないので基礎代謝UP効果なし
- 【使い方】ビダンザビーストを新庄剛志のように1枚で着ると恥ずかしい
- 背中の裾が上がりやすい
- ガリガリの人はあまり効果がない(と思う)
1.加圧シャツの科学的根拠はいろいろ調べたら加圧トレーニングではない事実
加圧シャツは、「ただ着ているだけ」で24時間トレーニングをしている状態を維持できると言われます。その科学的根拠として、加圧トレーニングがあげられますが真実は違います。
加圧トレーニングは、1966年にボディービルダーの佐藤義昭さんが科学的根拠を証明しています。
「腕や脚の付け根を締め付けることで血流を一時的に制限」→「血中乳酸濃度を高める」→「成長ホルモンの分泌量を増加させる」というメカニズムです。
簡単にいえば、血流量を制限して行う過度な筋肉トレーニングでは、血中乳酸濃度が高くなるので筋肉が追い込まれるということです。
一方、加圧シャツは科学的根拠や医学的根拠がないのが真実です。
加圧シャツを着用して、過度な運動をしなければ血中乳酸濃度が高まるということはないです。つまり、筋肉が追い込まれないので、加圧トレーニングみたいな効果は期待できません。
そのため、過度な筋トレといった無酸素系で攻めるか、脂肪燃焼を目的とした有酸素系で攻めるかによって、加圧シャツを着た後の効果は変わってきます。
これがデメリットなのかというと疑問ではありますが、現在のところ公に発表している根拠がないのは事実です。そのため、「ただ着ているだけでムキムキになる」という表現は少し誇大広告的な印象です。
以下に参考サイトを紹介しておきます。運動強度と血中乳酸濃度を研究されている東京大学教授のサイトです。
2.筋トレなしで短期間で効果を求め過ぎると裏切られる【時間がかかる】
筋トレをすれば筋肉はつくと思いますが、「ただ着ているだけ」で短期間で痩せようと思っても裏切られます。それは加圧トレーニングではないからです。
ちなみに、1ヶ月という期間、夜寝るとき以外は一日中ビダンザビーストを着ていた結果がこれです。
んん?変わらない??
見た目はそこまで変化ないかもしれませんが、二の腕(上腕二頭筋)や胸筋は少し固くなっている印象ではあります。
結論的には、
筋トレなしの1ヶ月という短期間では目に見える効果はないに等しい
・・・ということです。
これがデメリットなのかは人それぞれかもしれませんが、「ただ着ているだけ」でラクして痩せようと思われている方は時間がかかります。
僕の体のリアルタイムな変化を見たい!という方はこちらからお楽しみいただけます。
3.ビダンザビースト着用1日目で感じた脱ぎにくさ【脱ぎ方の解説あり】
上の動画を見てもらえたらわかるとおり、汗をかいた状態では脱げません。無理に引っ張ってしまうと破れてしまうリスクもありますので注意が必要です。
ビダンザビーストの生地は競泳水着みたいにしっかりしていますが、脱ぐときは注意しましょう。
ちなみに、汗をかいた状態ではなくても普通のTシャツと比べると脱ぎにくいです。1ヶ月着用したことで脱ぐコツを発見したので、参考にどうぞ!
4.速乾性はあるが、夏場はビダンザビーストがずっと濡れている
ビダンザビーストの特徴の1つに、速乾性があります。
ただ、基礎代謝をアップさせるビダンザビーストは、特に暑い夏場ではずっと汗をかいた状態になります。20分歩いただけでも、ビダンザビーストはびしょびしょに濡れます。
そのため、熱射病には注意して、こまめな水分補給は必要です。自宅で筋トレを短いスパンで行おうと考えている方はそれほど気にすることはないと思います。
当然、クーラーのもとで過ごせばずっと汗をかいた状態ではないのでご安心ください。
「風邪ひきそう」と思われるかもしれませんが、風邪をひきやすい僕でも引いてないのでそこまで心配する必要はありません。
そもそも、汗をかくことが嫌いな人は購入をやめておいたほうが無難です。
5.秋~冬は汗をかかないので基礎代謝UP効果なし
・冬場にラクして痩せることは無理ゲーです。
「汗でびしょびしょになる」というデメリットもありますが、冬場はその反対。20分程度の徒歩ですと、汗は全くかきません。
「ただ着ているだけ」で痩せようと考えている方に悲報ですが、冬場での効果は全くないと言っても過言ではありません。
そのため、「基礎代謝を高めて汗をいっぱいかいて痩せよう」と考えている方は、夏場に徹底的に追い込む必要があります。
冬場は「ただ着ているだけ」では効果が薄いので、筋トレやエレベーターを使わず階段をのぼるといった、ちょっとした努力が必要です。
6.【使い方】ビダンザビーストを新庄剛志のように1枚で着ると恥ずかしい
上の画像をじっくり見てもらうとわかりますが、ビダンザビースト1枚ですと乳首が透けてしまいます。これはダサいです。透けるのは当然嫌ですが、見た目も普通にダサいですね。
公式サイトでは新庄剛志さんが1枚で堂々と着ていますが、普通の一般人がビダンザビースト1枚で外出をしたら、ただの変態です。
ただ、インナーウェアとして着用すれば全く問題ありません。むしろ、ワイシャツの下に着てもビダンザビーストが白なので目立つことはないです。デメリットでありながらメリット的な要素もありますね。
7.背中の裾が上がりやすい
背中の裾が上がりやすい
サイズ選びが重要!
これは一日中着用していないとわからないデメリットですが、仕事をしていたり、外で運動していたりすると、いつの間にか背中の裾が上がっています。
仕事中にトイレに行って、ベルトをゆるめつつ背中の裾をさげる行為をしないと落ち着かないので、これが少し面倒くさいです。
でも裾があがっている感じがして直そうとすると、意外にあがっていないというケースも多々あります。あまり気にしないことがベターかなと思います。
なので、サイズを決めるときに「加圧力をより感じたいから、少し小さめにしよう」ってのは禁物です。
8.ガリガリの人はあまり効果がない(と思う)
ビダンザビーストのサイズはMとLの2種類です。着用当時、171センチ、65キロの僕は公式サイトのとおりMサイズを購入しました。
ちょいデブの僕にとっては、ぴったりのサイズ感です。苦しくもなく、ゆるくもなくといった感じです。
しかし、ちょいデブでちょうど良い感じなので、ガリガリの人は少しゆるく感じると思います。なので、効果も必然的に低くなると思います。
ガリガリの人は、ジムなどで筋トレをしっかりとやって細マッチョになる方策をとったほうが無難だと思います。
1ヶ月着てみてわかった、加圧シャツ「ビダンザビースト」のメリット
では次に、ビダンザビーストのメリットを見ていきましょう。1ヶ月間、毎日着てリアルに感じたメリットをご紹介します。
1ヶ月着てみて、思わぬメリットも発見していますので、ぜひ参考にしてください。
メリットは、公式サイトで紹介されているような速乾性や耐久性、消臭効果、360度立体加圧構造以外で、6つあります。
- 口コミや複数サイトでナンバーワンと絶賛する加圧力
- 基礎代謝は確実にアップする
- 姿勢がピシッとなる(姿勢矯正と猫背改善、ストレートネック・巻き込み肩予防)
- 脇汗が目立たない!ブルーのワイシャツを着用できた!
- 着用しつづければ、お腹回りを引き締めるドローイン効果
- スポーツジムに通うより圧倒的に安い
1.口コミや複数サイトでナンバーワンと絶賛する加圧力
加圧シャツには、スパンデックスというポリウレタン弾性繊維が生地として使われていることが一般的です。
スパンデックスは、英語のExpandが由来で、簡単に言えば「伸びる繊維」です。このスパンデックスの配合割合によって、加圧力(着圧)が異なってくると言われています。
ビダンザビーストのスパンデックス配合比率は18%です。一方、ビダンザビーストとともに人気の高い金剛筋シャツのそれは20%。
スパンデックスの配合割合のみで比較すれば、金剛筋のほうが加圧力が強いように思えます。しかし、ビダンザビーストの場合、残りの82%はテリレン(ポリエステル)で生地が構成されています。一方、金剛筋シャツはナイロンが生地のメインに使われています。
ポリエステルは競泳水着やスポーツウェアにも使われている素材で、サラサラとした肌触りと型崩れしにくいといった特徴があります。一方、ナイロンは女性のストッキングやタイツに使われている素材で、柔らかい特徴をもっています。
つまり、ビダンザビーストのスパンデックス配合比率は金剛筋シャツより2%少ないですが、生地がしっかりしているためバツグンの着圧を発揮しています。
加圧力を重要視するなら、ビダンザビースト一択と言っても良いでしょう。
2.基礎代謝は確実にアップする
ダイエットをするためには、
摂取エネルギー < 消費エネルギー
・・・の不等式が成り立たないといけません。
その点、ビダンザビーストは汗をかきやすくなりますし、体への加圧が常時あります。そして、有酸素運動や筋トレを並行的に行えば、消費エネルギーのアップ効果は期待できます。
そのため、日常生活を大きく変化させることなく、痩せる効果を期待できます。
参考に、健康的なダイエットでお馴染みのタニタではこんな説明がされています。
・運動のポイント
1.有酸素運動はできる範囲で少しずつ
有酸素運動はエネルギーとして脂肪が燃焼しやすい運動です。少し早めのウオーキング、ジョギング、水泳、自転車こぎなどがこれにあたります。運動する時間が長くなるにつれ、脂肪組織の中性脂肪が分解し、その遊離脂肪酸が主なエネルギー源として使われることで脂肪が消費されます。これらの運動は20分以上続けないと脂肪が消費しないと思われているようですが、短い時間でも運動の効果はあることがわかってきています。5分・10分とこま切れになっても構わないので、ライフスタイルに合わせてできるところから始めましょう。
2.筋力トレーニングで脂肪燃焼効率アップ
有酸素運動だけではなく、筋力トレーニングも併用するとより効果的です。有酸素運動で脂肪をエネルギーとしてしっかり消費し、筋力トレーニングで筋肉をつけることにより、エネルギーを消費しやすいからだ(脂肪がたまりにくいからだ・太りにくいからだ)に変わります。体脂肪率や筋肉量は一朝一夕では変化しませんが、継続してトレーニングを行うことでからだは確実に変化します。腹筋、腕立て伏せ、ダンベル体操などの筋力トレーニングを加えることで、バランスのよい運動になり、脂肪消費の効率もアップします。まずは習慣づけることが何よりですので、少しずつ、あきらめずに励みましょう。
3.姿勢がピシッとなる(姿勢矯正と猫背改善、ストレートネック・巻き込み肩予防)
ビダンザビーストを着た直後から感じたメリットです。360度の立体加圧構造のおかげか、背筋がピンと伸ばされます。
姿勢が悪いとエネルギーの消費効率も悪くなり、お腹や背中に肉がたまりやすくなります。
この記事を見ながらでも結構ですので、今、背筋をピンッと伸ばしてみてください。
背筋を伸ばすと呼吸が深くなります。姿勢を正すことはラクではありません。ということは、それだけエネルギーを消費しているのです。
特に下腹がポッコリ出てしまう方は、加圧シャツを着るだけでウェストのダウンを期待できます。
また、ビダンザビーストは360度の立体加圧構造による着圧によって、肩が背中側に開きます。そのため、巻き込み肩を改善でき、着るだけで姿勢が良くなります。
猫背で肩甲骨が硬くなっている人でも、姿勢が良くなれば肩の稼働領域を広げることができるでしょう。そういった意味でも、四十肩や五十肩の予防にも効果的です。
ここでもタニタのサイトを参考に紹介しておきます。
「ゆったり座る」と比較すると「背筋を伸ばす」だけで体重1kgに対して1分間で平均約0.5ml/kg、「立つ」と約平均3.0ml/kg酸素消費が多くなっていました。
この酸素摂取量の差がどれくらいの差なのかというと・・・
例えば体重60kgの人が30分背筋を伸ばして座った場合1日で消費エネルギー4.3kcalの差になります。4.3kcalというと“ちょっぴり“な感じですが、
・10日で43kcal(コーヒーゼリー1個程度)
・1ヶ月で129kcal(大福餅1個程度)になります。更に立った場合は
・10日で270kcal(苺のショートケーキが食べられます)
・1ヶ月で810kcal(焼肉定食だってイケます!)にもなります。
4.脇汗が目立たない!ブルーのワイシャツを着用できた!
ビダンザビーストは発汗作用があり、汗をかきやすくなります。
そこで心配なので、汗ジミです。ワイシャツの下にインナーとして着た場合、汗がワイシャツにしみないか不安になりますよね。
しかし、その心配は不要です。
ビダンザビーストは速乾性と吸水性という特性があるため、夏場に汗をかいている状態でもワイシャツに汗がしみることはありません。
※注意点:ワイシャツが強くかつ長く汗で濡れているビダンザビーストにくっついていると、汗が多少しみる場合があります。
ワコールの脇汗予防のインナーシャツが有名ですが、ビダンザビーストも同じような効果が期待できます。
わざわざ脇汗予防のためのインナーを買うより、ビダンザビーストは脇汗予防に加え、痩せるといったダブル効果なのでオススメです。
脇汗が気になって、普段は着たくても着られないブルーやグレーのワイシャツも着用できるようになります!
5.着用しつづければ、お腹回りを引き締めるドローイン効果
世界一ウェストが細いドイツ人女性のMichele Koebkeさんをご存知でしょうか?
彼女は、加圧シャツよりも着圧が強いコルセットをウェストに巻き、3年間巻き続けたことで41センチというウェストを手に入れた女性です。
24時間コルセットを着用したことで、着圧効果を最大にしました。また、食事を食べるときも立って食べていたそうです。
先ほども姿勢が良くなると痩せると述べましたが、座っているより立っていた方が消費エネルギーが高いのです。
前述したとおり、加圧シャツを着ただけでは「筋肉ムキムキ」になることはありえないと思っていただいて結構です。
しかし、加圧シャツに全くトレーニング効果がないというわけではありません。
加圧シャツを着ようとしている方の多くは、お腹が出ている方です。直立不動で体を横から見ると、「突出している部分はお腹です」という方が多いと思います。
加圧シャツは、突出している部分に最も圧がかかり、着圧を感じることができます。そのため、普段よりお腹を意識するようになります。
これは、体幹トレーニングのドローインと同じような効果を得ることができます。ドローインとは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせてお腹を鍛える(特にインナーマッスル)トレーニングです。
東京大学大学院の石井教授も認めているトレーニング方法です。
石井 直方(いしい なおかた、1955年 – )は、東京大学大学院総合文化研究科・新領域創成科学研究科教授、理学博士。また、ボディビルダー、パワーリフティング選手でもある。日本ボディビル選手権大会(ミスター日本)優勝者(1981年・1983年の2回)、1982年IFBBミスターアジア90kg以下級優勝者である。
加圧シャツは、このドローインというトレーニング方法に近い効果を期待できます。ドローインでは腹横筋(インナーマッスル)の発達を後押しします。この腹横筋は、「天然のコルセット」と呼ばれ、見た目の引き締め効果やぽっこりお腹の解消を手助けしてくれます。
繰り返しになりますが、加圧シャツを着ただけでは筋肉ムキムキ効果はあまり期待できません。しかし、普段あまり使わないお腹の筋肉が刺激され、お腹を引き締める効果は期待できます。
6.スポーツジムに通うより圧倒的に安い
ビダンザビーストの価格は1枚4,212円(税込)です。毎日着る場合、最低でも2枚。3枚あれば洗濯を考えても余裕の枚数です。
公式サイトでは複数枚購入すると割安になるので、3枚で12,420円(税込・送料込)です。
一方、ジムに通う場合は、月謝が5,000~10,000円程度、平均的にかかってきます。毎日通える方は元をとれる感じですが、なかなか習慣的に通えないのが現実的ですよね。
ビダンザビーストは買ってしまえば、長く使うことができます。朝出かける前にインナーとして毎日着るだけですので、そんなに負担になりません。
普通に洗濯をしても生地がしっかりしているので伸びません。伸びたときは寿命ですし、それは他のTシャツや私服でも変わらないですよね。
ジムに習慣的に通えない方にとって、ビダンザビーストはコスパ高いと思います。また、ジムに通っている方でもビダンザビーストをインナーに着用しながら鍛えることで効果アップが期待できます。
ビダンザビーストの販売店は?
ビダンザビーストは、スポーツデポやアルペン、スポーツオーソリティ、ヒマラヤといったスポーツ用品店では購入できません。
ドンキホーテや東急ハンズ、イオンなどのショッピングセンターにも置いていません。
ビダンザビーストを購入できるのは、楽天、Amazon、公式サイトのみです。
安価な商品がオークションや楽天、Amazonなどで出回っていますが、偽物であるリスクもあるため購入には注意が必要です。
公式サイトでしっかりとした正規品を購入されることをオススメします。
加圧シャツ「ビダンザビースト」のメリット・デメリットまとめ
以上が、ビダンザビーストを1ヶ月間、毎日着用して感じたメリットとデメリットです。
ビダンザビーストにはメリットもデメリットもありますが、結論としては、
です。
個人的には、「デメリットは確かにありますが、使い続けたい」・・・というのが正直な感想です。
さすがに、ドイツ人女性のMichele Koebkeさんのようなウェストは嫌ですが、3ヶ月、1年、3年と使い続けることによって、お腹の引き締め効果を期待したいと思います。
もちろん、効果がない場合もあります。しかし、普段のインナーシャツを加圧シャツに変えるだけなので、痩せる効果を少しでも期待できるのなら、ドイツ人女性のMichele Koebkeさんのようにチャレンジし続けます。