昨今、プログラミングの重要性が増していて、それに合わせプログラミングスクールの数も増加傾向にあります。
[プログラミングスクール おすすめ]とググりますと、「おすすめ20選」とか「エンジニア向け・・・」とか山のように出てきます。
実際、「プログラミングスクールはどこがいいの?」って叫びたくなりますよね。
そこで今回は、
- プログラミングスクール選びで失敗したくない
- 難しくて挫折するのは嫌だ
- 自分に合ったおすすめのプログラミングスクールを紹介してほしい
・・・という方のために、【ターゲット&ニーズ別】におすすめのプログラミングスクールを紹介します。
はじめに伝えておきますと、この記事では以下の3点を重要視しています。
- 学びやすさ
- 理解しやすさ
- 実践スキル(←すぐに生かせる)
この3点を満たしていて、継続的に学んでいけるプログラミングスクールに絞りつつ、ニーズ別に3つだけ紹介します。
補足しておきますと、僕はTechAcademyというプログラミングスクールのフロントエンドコース受講者です。そのため、非IT人間である受講者の視点から紹介していきますので安心してご覧いただけると思います。
【目次】
1.プログラミングスクールを選ぶ前に読んでいただきたい内容
2.おすすめのプログラミングスクール3選
おすすめプログラミングスクールを選ぶ際に気をつけるべきこと【選び方】
気をつけるべきことは2つです。
- 大手プログラミングスクールであるかどうか。
- 学べるプログラミング言語はどんなものがあるか。
1.大手プログラミングスクールであるかどうか。
プログラミングスクール選びで失敗しないコツは、大手のプログラミングスクールを選ぶことです。
理由は簡単でして、
- 大手は受講者が多く、収益基盤がしっかりしている
- そのため、エンジニアの教育体制や待遇も良く、一流の講師陣が多数いる
- そのため、カリキュラムや授業の質が高い
- そのため、基礎理解の徹底とプログラミングスキルが向上する
- その結果、プログラミングをストレスなく習得できる
・・・こんな感じです。
しかし、大手のプログラミングスクールでも僕が知る限り6社くらいは存在します。そんな中で、この記事では受講生の評判が特に高い、選りすぐりの3社を紹介しています。
2.学べるプログラミング言語はどんなものがあるか。
プログラミングスクールを選ぶにあたって、学ぶプログラミング言語を決める必要がありますよね。そもそも学びたいプログラミング言語を扱っていないスクールの選択肢はなくなります。
大手であれば、メジャーで需要の高いプログラミング言語のほとんどを扱っていますが、失敗しないためにも学びたいプログラミング言語がちゃんとカリキュラムにあるか確認する必要があります。
参考に、ニーズ別に学ぶべき言語をさらっと紹介しておきます。
- ホームページなどWeb制作をしたい
HTML、CSS、JavaScript、phpなどの言語を学びましょう。 - スマホアプリを作ってみたい
Ruby(Ruby on Rails)、Swiftなどの言語を学びましょう。 - 業務効率化、人工知能、機械学習系のアプリを開発したい
Pythonなどの言語を学びましょう。
このように、学習したい言語を決めたうえで、プログラミングスクールの該当コースを選ぶことが大事です。プログラミングスクールの説明動画や無料体験、Webサイト等でチェックしましょう。
詳しくこちらの記事でも紹介しています。
プログラミングスクールはオンライン?教室?どっちがおすすめ?
プログラミングスクールの学習形態として、教室とオンラインがあります。
教室とオンラインそれぞれのメリット・デメリットを簡単に見ておきましょう。
教室型プログラミングスクールのメリット
まずは、教室型プログラミングスクールのメリットとしては、
- 講師エンジニアに対面で質問できる
- プログラミングのスキル習得を目指す仲間がいる
・・・の2つです。
1.講師エンジニアに対面で質問できる
講師エンジニアに対面で質問できるのが教室の最大のメリットですね。
プログラミング知識のインプットやアウトプットでわからないところがあれば、すぐその場で聞くことができて細かいニュアンスも伝えやすく伝わりやすい点が魅力です。
2.プログラミングのスキル習得を目指す仲間がいる
プログラミングの性質上、机に座りパソコンに向かって作業するといった学習になります。そのため、孤独的な学習環境であり、学習を継続させるモチベーションを維持しにくい特性があります。
その点、教室であれば同じ境遇の仲間がいるので、学習モチベーションを維持しやすいです。
教室型プログラミングスクールのデメリット
次に、教室型プログラミングスクールのデメリットは、
- 教室に通う時間が必要
- 都市部にお住まいのある方限定
・・・の2つです。
1.教室に通う時間が必要
教室なので、自宅または会社からその教室に通う必要があります。そのため、プログラミングを学ぶ時間にも制約があり、仕事の残業や子育て等に影響が出やすい点が大きなデメリットです。
プログラミング教室に通うには、家族の理解が大前提ですね。
2.都市部にお住まいのある方限定
プログラミングスクール教室があるのは、ほとんどが都市部です。
都市部以外にお住まいの方ですと、通学時間がありえないほどかかるので現実的ではないです。そういった方はオンライン一択ですね。
オンライン型プログラミングスクールのメリット
次に、オンライン型プログラミングスクールのメリットは、
- 通学時間のムダがない
- 自分の好きな時間に受講できる自由さがある
・・・の2つです。
1.通学時間のムダがない
何といっても通学時間のムダがない点が魅力です。かつ、オンラインの方が安めの価格設定になっている傾向が多く、通学費用もかからず受講料も安いといったコスト的メリットもあります。
仕事終わりや休日にわざわざ教室に行く面倒臭さはないですね。
2.自分の好きな時間に受講できる自由さがある
教室だとカリキュラムによって時間的な制約を受けますが、オンラインでは自分の好きな時間に受講できます。
お仕事で残業が多かったり、小さなお子さんの子育て中で限られた時間しか学習できない方はオンラインの方が向いていると思います。
オンライン型プログラミングスクールのデメリット
次に、オンライン型プログラミングスクールのデメリットは、
- 孤独な環境は否めない
- 自由さがあるが故、サボり癖のある方は要注意!
・・・の2つです。
1.孤独な環境は否めない
オンラインですと話し相手はパソコンの向こうの講師エンジニアしかいませんので、孤独感はあります。
受講仲間がいないので、モチベーションが維持しづらいデメリットはあります。
2.自由さがあるが故、サボり癖のある方は要注意!
僕は公認会計士の勉強で40万円をドブに捨てた経験がありますが、サボり癖のある方ですと勉強をやめてしまい受講料をムダにしてしまうリスクがあります。
オンラインですと、計画的に自ら学習するスタイルを維持していく必要があります。
ただし、「プログラミングを絶対マスターする!」というモチベーションがあればこのデメリットはそこまで気にする必要はないですね。
教室型・オンラインのメリット・デメリットを総合的に考えますと、教室通学を決めている人以外は、オンライン型のプログラミングスクールをオススメします。
【自習型中心で学びやすい】非IT人間・Webど素人の方におすすめのプログラミングスクール
ITとは無縁、Web系の知識皆無・・・という方におすすめのプログラミングスクールは、
TechAcademy(テックアカデミー)です。
TechAcademyは大手のプログラミングスクールで、完全オンラインという特徴があります。
その他の特徴としては、
- 価格は安め
- レッスン回数は少なめ
- 受講期間は最短1ヶ月~
- 専属のメンターがつく【オススメ】
- 質問はチャットメイン
- 学べるコースと言語が超豊富
Bootstrap、CSS、HTML、JavaScript、jQuery、Java、php、Ruby、Ruby on Rails、SQL、WordPress、Androidアプリ、iPhoneアプリ、Swift、Unity、Python、デザイン系ソフトなど。
があげられます。
なぜ、非IT人間・Webど素人の方にオススメなのかと言いますと、
- プログラミングの「プ」の字もわからなくても、しっかりと説明があるから
- IT音痴であった僕でもフロントエンドコースを理解できたから
・・・この2点です。
エンジニアがおすすめするプログラミングスクールの中には、「これ、IT系の知識ないと無理だろ!」というカリキュラムも存在します。
つまり、エンジニアの当たり前が、皆さんにとっての当たり前ではないからです。
エンジニアであれば当たり前のように理解できることでも、「プログラミング初心者ではさっぱり」というケースも結構多いです。
その点、TechAcademyでは独学本などで事前のプログラミング知識をいれなくても、スムーズに受講をスタートすることができます。
また、わからない点があってもメンタリングというシステムで質問できるので安心です。
TechAcademyは、プログラミング初心者にはちょうど良い【質・量・学習スタイル】
(初学者には無難)
ただ、質問できるチャット(メンタリング)時間が限られている点が少し残念です。
TechAcademyは1人に専属のメンター(家庭教師みたいなもの)がつくのですが、週2回、15時~23時の間でしか質問できません。
しかし、働きながら夜間にプログラミング学習をされる方にとっては、そんなに気にならない点かもしれません。
むしろ、Webコンテンツで学習しつつ、わからない点は夜間にメンタリングで質問するという自習型の学習スタイルなので、忙しい社会人には取り組みやすいカリキュラムです。
【体験談】
受講者である僕の正直な感想としては、テックアカデミーはオンラインによりWebで学習しつつ、わからない点はチャットで質問するという自習型の学習スタイルが非常にマッチしました。
また、自分のオリジナルなものをアウトプットできること、自由度が高いこと、働きながらでも無理なくできること、構えることなく受講できたことが良かったかなと感じています。
【オンラインの家庭教師】挫折しやすい方におすすめのプログラミングスクール
自習型というより、家庭教師のように教えてもらいながら学ばないと挫折しそう・・・という方におすすめのプログラミングスクールは、
CodeCamp(コードキャンプ)です。
CodeCampも大手のプログラミングスクールで、完全オンラインという特徴があります。受講料は、テックアカデミーと比較すると少し高めの設定になっています。
特徴をまとめておきますと、
- 価格は普通~高め
- レッスン回数は多い
- 受講期間は最短1ヶ月~
- 好きな講師を選べる
- 質問はレッスン(ビデオ会議)で行う
- 学べるコースと言語が豊富
HTML、CSS、Bootstrap、JavaScript、Swift、Android、php、SQL、Ruby、Ruby on Rails、Javaなど。
・・・こんな感じです。
先ほど紹介したTechAcademyとの大きな違いは学習スタイルです。
具体的には、
- テックアカデミーは『Webコンテンツを主体に学習し、わからない点はチャットやビデオで聞く』という自習型の学習スタイル
- コードキャンプは、『ビデオ講義のレッスンがメイン』というオンラインの家庭教師型の学習スタイル
です。
ここが、受講料の高低の大きな違いです。コードキャンプは人件コスト負担のあるビデオ講義メインであるため、受講料が高めの設定になっています。
学習スタイルには人それぞれ好みがあると思います。しかし、プログラミングで挫折するのは嫌だな・・・と思われる方は、コードキャンプを選ぶと良いでしょう。
マイルストーン的に、課題(アウトプット)が設けられていますので、学習進度や習熟度を理解しやすいと思います。
人気の講師を選びつつ、ビデオ講義でコードを共有しながら不明点を聞くという学習スタイルで、実践スキルを習得できます。
ビデオ講義も朝の7時~23時40分までの間、好きな時間に受講できます。
ただ、受講料は高めの設定なので、正式な申込をする前に「学習スタイルが自分に合っているかどうか」を知る意味でもビデオ講義の体験をしておくと良いでしょう。
こんなヘッドセットが必要ですが、タダで体験できます。
【通学もアリ】複数分野の知識を身につけたい方におすすめのプログラミングスクール
ITの知識が少しあり、自分自身で好きなように複数分野の知識を吸収していける・・・という方におすすめのプログラミングスクールは、
TECH::CAMP(テックキャンプ)です。
テックキャンプの大きな特徴は、オンラインもありながら、オフラインでも受講・質問が可能という点です。
ただし、東京(東京駅前、渋谷、新宿、池袋、御茶ノ水、早稲田)、愛知(名古屋)、大阪(梅田)にしか拠点がないので、それ以外の地域にお住まいの方は、オンラインのみになります。
特徴をまとめておきますと、
- 価格形態が特殊(入会金128,000円、2ヶ月目以降は月額12,800円)
- オンライン教材を各自で進めていくスタイル
- 質問はメンターとのチャットまたは教室で
- カリキュラムが受け放題・学び放題
- 全額返金制度あり
・・・こんな感じです。
テックキャンプの最大の特徴としては、やはり価格形態です。
初月のみ入会金として128,000円がかかりますが、2ヶ月目以降は月額12,800円を支払うことでカリキュラムが受け放題になります。
気になるカリキュラムとしては、
- Webサービス開発
- VR・3Dゲーム開発
- オリジナルサービス開発
- デザイン
- AI(人工知能)入門
- AIアプリ開発(応用)
- iPhoneアプリ開発
・・・こんなラインナップです。
受講形態はオンライン教材を進めていく感じで、テックアカデミーと学習スタイルは似ています。しかし、受け放題ができるが故、自分なりに学習計画をしっかりとつくる必要はあります。
また、基本的なWeb系のみの受講であれば非IT人間でもついていけると思います。しかし、最新テクノロジーのカリキュラムなどは、ITに関して少し前提知識があると良いでしょう。
1ヶ月で相当な時間を確保できる方であれば、128,000円のみであらゆるカリキュラムを学ぶことができます。
「Webサービスも学びたいけど、アプリ開発にも興味がある」という方には、月額課金で受け放題・学び放題という仕組みがマッチすると思います。
不明点があっても、メンターとのオンラインチャットで解決できます。さらに、テックキャンプの教室が近ければ、教室の利用も可能で、対面で解決できます。
ただし、少し残念な点はメンターのほとんどが学生エンジニアという点。それなりの面接や講習は受けているものの、メンターによって差がある点が難点。
でも、「何言ってるの?わかならい!」ということはないのであまり心配はいらないのかなと思います。
それでも心配だ!・・・という方には全額返金保証制度もありますので、満足いかない場合でも安心です。
最初の一週間で満足しなければ、
全額返金させていただきます。「受講してよかった」と思っていただける自信があります。
万が一、満足していただけない場合や都合がつかなくなった場合は、いかなる理由でも全額返金いたします。
メンターという面ではテックアカデミーに劣りますが、複数の分野のスキルを追加の受講料なしで学べますので「プログラマー・エンジニアになってやるぜ!」という方にはテックキャンプがオススメです。
平日夜間や休日など、ある程度学習する時間を確保できる方は、短期間で学んでしまえば受講料が格安で済みます。
おすすめのプログラミングスクール、まとめ
以上が、プログラミングで挫折しないためのおすすめのプログラミングスクールです。
ニーズ別にまとめていますが、無料体験などをしながら、自分にマッチするプログラミングスクールを選択しましょう。
・非IT人間・Webど素人の皆さんにオススメ!
TechAcademyの公式サイトはこちら
・家庭教師型スタイルで学びたい皆さんにオススメ!
CodeCampの公式サイトはこちら
・複数分野を同時に学びたい皆さんにオススメ!
TECH::CAMPの公式サイトはこちら