プログラミングニーズの高まりによって、プログラミングを学び始めている社会人や大学生も多いです。
プログラミングを学ぶ方法として、「プログラミングの独学は無理!」という方ですと、選択肢としてはプログラミングスクールですよね。
- でも実際、プログラミングスクールって意味あるの?
- プログラミングスクールを受講すれば、プログラミングをマスターできるの?
・・・という疑問もありますよね。
そこで今回は、「非IT人間→プログラミングで稼いでいる」という僕から、
- プログラミングスクールは実際にためになるのか?
- 受講料を払ってプログラミングスクールに通う価値はあるのか?
- プログラミングスクールでプログラミングをマスターできるのか?
・・・について、ご紹介したいと思います。
この記事で伝えたいこと
プログラミングスクールは実際おすすめなの?無意味?必要ない?
いいえ、そんなことありません。
プログラミングは独学で学ぶより、プログラミングスクールに通ったほうがメリットは大きいです。
ちなみに僕のプログラミング学習歴は、
- 独学本を購入→僕には無理かも?
- Progateとドットインストールで独学→なんとなくは理解できたけど・・
- プログラミングスクールの無料体験→基礎の理解はできた気がする
- プログラミングスクール→聞き倒して土台ができあがる
・・・という感じです。
プログラミングスクールはTechAcademy [テックアカデミー]という大手を使って、フロントエンドコースを学びました。
非IT人間であった僕でも、WordPress制作やカスタマイズ、Web(ホームページ)制作は人並みにできるようになっています。
では実際、プログラミングスクールはメリットばかりなのか?以降、独学と比較しながらプログラミングスクールのメリット・デメリットをご紹介しておきます。
独学とプログラミングスクールのメリット・デメリット
まずはじめに、プログラミングを独学した場合のメリットを見ておきましょう。
独学の場合は、多くの方が独学本やProgate、ドットインストール、無料体験といった無料学習サイトを活用して学習します。
プログラミングを独学で学習するメリット
プログラミングを独学で学ぶメリットは2つです。
- 受講料がかからない(タダ)
- 検索能力が高くなる
1.受講料がかからない(タダ)
なんといっても独学の最大のメリットは、受講料がかからない点です。
独学本を購入すると1冊2,000円~3,000円しますが、無料学習サイトは基本タダでプログラミングを学ぶことができます。
2.検索能力が高くなる
これがメリットなのかは少し疑問ではありますが、プログラミングを独学で学習していると必ず壁にぶち当たります。
そこで、ググってググってググりまくって解決しようとする検索能力が身につきます。換言すると、自己で解決する能力を高められます。
プログラミングを独学で学習するデメリット
では反対に、独学のデメリットを見てみましょう。デメリットは3つ。
- 基礎の基礎しか習得できない
- 壁にぶち当たると挫折する可能性大
- モチベーションの維持が大変
1.基礎の基礎しか習得できない
無料学習サイトですと、タダで学べる範囲は「プログラミング未経験→プログラミング初心者」というレベルまでです。
何度も繰り返し学習すれば基礎は身につきますが、プログラミング中級者になるためには有料サービス(月額980円)の活用が不可避です。
壁にぶち当たると挫折する可能性大
独学では、プログラミングでわからない点があっても誰にも聞くことができません。身近にエンジニアがいれば話は別ですが、多くの方ではそんな環境下にいませんよね。
さらに、ググってもなかなか該当するページが見当たらなかったと、解決までに時間がかかる難点もあり、挫折してしまう方が多いのが実情です。
3.モチベーションの維持が大変
独学ですと、1人でパソコンに向かって黙々とプログラミングの学習をしなければなりません。特に決まったカリキュラムもないので、自分ですべて管理(マネジメント)していく必要があります。
そのため、難しかったりするとなかなかやる気がでなかったりと・・・モチベーションの維持が大変です。
プログラミングスクールのメリット
プログラミングスクールのメリットは3つ。
- わからない点を何度も聞くことができる
- インプットとアウトプットのチェックで確実に実践スキルが身につく
- 決まったカリキュラムで安心して受講できる
わからない点を何度も聞くことができる
実は無料学習サイト(中級者以上の有料版)とプログラミングスクールで学ぶ内容はそこまで大きく変わりません。
しかし、「エンジニアに聞くことができる」という点が、プログラミングスクールにしかない大きなメリットです。
プログラミングは文系・理系関係なく、非IT人間でも学べますが、どんな方でも絶対に壁にぶち当たります。
1回や2回ならまだしも、何十回も壁にぶち当たると思います(経験談)。
そのため、聞く相手がいるのといないのでは、プログラミングの学習継続性と理解度合いが格段に違います。
2.インプットとアウトプットのチェックで確実に実践スキルが身につく
プログラミングを習得するためには、インプットをしてそれを正確にアウトプットする力が必要です。
僕の経験談ですが、独学で学んだコード知識でプログラミングスクールのアウトプットをしたら記述方法が違いますと指摘されたことがあります。
その点、プログラミングスクールではインプットとアウトプットをチェックしてもらえるので、実務で生かせる確実なプログラミングスキルを習得できます。
3.決まったカリキュラムで安心して受講できる
独学と違う点は、カリキュラムがあること。プログラミングスクールやスクール講師(エンジニア)の言うとおりに学習をしていけばよいので、安心して受講できます。
学習の道に迷うこともないので、提供されたカリキュラムとおりに進めるだけなので楽ですね。
プログラミングスクールのデメリット
プログラミングスクールのデメリットも2つです。
- 受講料が15万~30万円かかる
- 仕事を受けられるレベルになるには自分の努力も必要
1.受講料が10万~30万円かかる
やはり一番のデメリットはコストがかかる点ですね。受講するコースや期間にもよりますが、10万円~30万円はかかります。
家庭の事情などでコストをかけられない場合は、独学しか道はありませんね。
2.仕事を受けられるレベルになるには自分の努力も必要
プログラミングスクールで学ぶと、中級者レベルのプログラミングの基礎は習得できます。エンジニアに直接聞けることで、実務で使える確実なスキルは身につきます。
しかし、プログラミングスクールで学んだからと言って、すぐに仕事が受注できるかといえば、そう簡単ではありません。
これは独学でも言えることですが、プログラミングを学んだら「まず自分で試してみる」、「トライ&エラーを繰り返しつつ、案件を受注していく」というスタイルが必要です。
さらに、プログラミングにはゴールがありません。スキルを習得したからと言って、わからないことがないかと言えば決してそうではありません。
スクールで学んだとしても、わからないことがあればググってググってググりまくる必要があります。
でも安心してください。プログラミングスクールで学習すれば、学習後まもない状態であってもWebやWordPress制作などホームページをつくれるような技術は確実に身についています。
プログラミングスクールはいっぱいあるけど、どうすれば?
プログラミング需要の高まりによって、プログラミングスクールの数も増えています。
スクールによって、教室形式やオンライン、学習スタイル、学習できる言語が異なります。
そのため、プログラミングスクールで学ぶにあたって、「どの言語でどんなスキルを学び、将来の自分はどんな姿になりたいのか」といった目的に応じてスクールを選ぶことが重要です。
プログラミングスクール選びに失敗しない方法として、「選び方マニュアル」として体系的に説明していますので、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
まとめ:プログラミングスクールは実際意味ない?←これは間違い!
繰り返しになりますが、プログラミングスクールで学習すれば、学ぶ言語にもよりますがプログラミングスクール終了後の状態でもWeb制作やWordPress制作・カスタマイズといった案件をこなす力は身につきます。
独学でも多少のコストをかけつつ、間違った知識習得をしなければ実務で生かせるスキルは身につきますが、プログラミングの独学は正直しんどいのは確かです。
一方、プログラミングスクールでは受講料はかかりますが、講師エンジニアに聞くことができたり、実務で確実に生かせるスキルを習得できる点が魅力です。
また、プログラミング案件を実務でこなしていけば、受講料自体はすぐにペイできてしまいます。そういった意味でも、プログラミングスクールはコスパ高いです。
プログラミングスクールにまだ迷われている方は、僕も受講していたTechAcademyの無料体験をしてみてください。
受講は強制されないですし、タダで体験できて、プログラミングをどのように学習していくべきかを理解できます。
・TechAcademyの公式サイト:https://techacademy.jp/